もひとつ チェルシー


子どもの頃から好きだった、明治製菓チェルシー(特にヨーグルトスカッチ)。あの色使いと、風車みたいなお花のデザインと、窓の開いているパッケージがすごく好きだったんです。*1
お店に売っているチェルシーを買って、バッグの中に入れておき、時々箱からキャンディーを出してなめて、またバッグにしまって、なくなったらまたお店で買って、という行為がささやかな幸せだったんですけど・・・。
2000年になり、「新世紀を迎えたから、パッケージデザインも一新しよう!」と社内で決まったのか、大幅にデザインが変ってしまった。一面に広がっていたお花が、グラフィックソフトで描かれたような小さな一つのモチーフになってしまい、なんだか全く別ものになったようで、本当に泣きたくなるくらい悲しかった。
それからはチェルシーをほとんど買っていません。また何度かデザインが変わったようですが、まだ買う気にはなれない・・・。小さな楽しみがひとつ減ってしまった。私の2000年問題は意外なところにありました。

*1:明治のホームページには、チェルシーの歴代のパッケージが紹介されています。1993年発売の「ライトバター」なんて、ベースの色が白でかわいい!今、売っていたらたくさん買って、壁にズラッと並べてみたいです。